二〇〇五年 葉月 卅一日 水曜日■ 英語とは・日本語とは [/language]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 以下、個人的に面白いと思ったものの拙訳。 ・英語とは本質的に、乱暴に発音したフランス語とラテン語の語彙を加えた、へたくそなオランダ語である。--Eugene Holman ・英語とは本質的に、すべてを第一声で発音する、中国語の奇妙な方言である。--John Cowan ・英語とは本質的に、口の中に熱々のジャガイモを入れたまま、ほかのあらゆる言語をしゃべったものである。--Ivan Derzhanski ・英語とは本質的に、低地ドイツ語に低俗なフランス語を加え、文化の香りを一切取り除いたものである。--Danny Weir ・英語とは、サクソン人のギャルをナンパしようとするノルマン人の口から出るものである。--Bryan Maloney ・英語とは本質的に、オブジェクト指向を取り除いた、不明確な Java の方言である。--Julian Morrison ・英語とは本質的に、7 ビット ASCII に変換されたフランス語である。--Christophe Pierret ・生成言語学者によれば、すべての言語は本質的に英語である。--Arnt Richard Johansen ・エイゴトハホンシツテキニ、ハツオンドーリニカクト、ネイティブスピーカニハンドクフノウトナルゲンゴデアル。--Peter Bleackley ・英語とは本質的に、誰もが自分たちの言語を話すと思っている人たちの言語である。フランス語とは本質的に、誰もが自分たちの言語を話すべきだと思っている人たちの言語である。--Peter Bleackley ・英語とは本質的に、Joyce の作品から難しい部分を取り除いたものである。--Jon Hanna ・日本語とは本質的に、幼い子供の口から出る朝鮮語である。--Daniel von Brighoff ・日本語とは本質的に、16世紀の中国語、17世紀のポルトガル語、18世紀のオランダ語、19世紀のフランス語、20世紀の英語を混ぜ合わせ、子音の連続を嫌ったものである。--Matthew Faupel ・日本語の文法は本質的に、スペイン語を逆ポーランド記法にしたものだと、私は主張し続けている。--Elyse Grasso ・日本語とは本質的に、世界でもっとも複雑な表記法を借用し、それをさらにひどくした言語である。--Peter Bleackley [この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] 二〇〇五年 葉月 廿六日 金曜日■ schedule-challenged [/language]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 再び今週の TidBITS から。"if you're schedule-challenged, consider a Palm Treo 650," という文がある。 "challenged" というのは、もともとは "disabled" とか "handicapped" の political correct な言い方として使われるようになった。「障碍のある」という意味だが、「難題に試されていて、それに立ち向かって努力している」というようなポジティブなニュアンスになる。 "challenged" の前に副詞をつけると、さまざまな障碍を表すことができる。たとえば "aurally-challenged" なら「聴覚に障碍のある」、"physically-challenged" なら「身体に障碍のある」、"visually-challenged" なら「視覚に障碍のある」という具合。 そこで、変な副詞をつけて変な単語を作ることがある。たとえば、"aesthetically-challenged" は「美的に障碍のある(つまりブス)」、"hair-challenged" は「髪の毛に障碍のある(つまりハゲ)」、"vertically-challenged" は「垂直方向に障碍のある(つまりチビ)」という具合。 さて、"schedule-challenged" をどう訳そうかと思って、辞書を眺めていたら、"musically-challenged" という言葉があった。これはもちろん「音痴」という意味。しかし、日本語では、「音痴」の前にいろいろな言葉をつけることができる。"electrically-challenged" を「機械音痴」、"math-challenged" を「数学音痴」と訳せばぴったりだ。そこで "schedule-challenged" は「スケジュール音痴」と訳すことにした。 私が以前訳した記事に、"The Filing-Challenged" という見出しがあって、そのときは「ファイリング障碍者」と訳したのだが、今思えば「ファイリング音痴」の方がよかった。 蛋白室工房さんのコメント: 羽鳥さんのコメント: [この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] 二〇〇五年 葉月 廿五日 木曜日■ audio or video chats [/language]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 今週の TidBITS に "use iChat to engage in audio or video chats." という文がある。この "audio or video chats" をどう訳すか考えてみる。 何も考えずに訳すと「オーディオかビデオチャット」だが、これではいけない。文法的に言うと、"audio" と "video" が形容詞で、2つとも "chats" を修飾している。日本語で「オーディオかビデオチャット」と書いてしまうと、「オーディオ」が「チャット」を修飾できない。 それならば「オーディオかビデオのチャット」ならどうか。これなら文法的には間違っていないが、「オーディオのチャット」とか「ビデオのチャット」というのは、日本語として不自然だ。「オーディオチャット」や「ビデオチャット」という言い方が定着しているのだから、これを使うべきだ。 そうなると、訳としては「オーディオチャットかビデオチャット」が適当だと考えられる。英語では "chats" を1つにまとめるのが普通だが、日本語では「チャット」を2回書かなければならない。 [この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] |
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