二〇〇九年 卯月 十八日 土曜日■ Mac のボットネットが動き出す [/mac]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 今年1月のことになるが、Mac OS X で動くトロイの木馬が見つかった。 Mac OS X Malware found in pirated Apple iWork 09 これは、iWork '09 と Photoshop CS4 の海賊版に仕込まれていたもので、海賊版をインストールするという非倫理的行為をしない限り感染することはない。ところが嘆かわしいことに、一説によると2万人以上の人がこの海賊版をダウンロードしたのだという。 不法行為を行った人々の Mac は、その当然の報いとして、ゾンビになった。つまり、悪意を持った人がその Mac を自由に操作することができる。彼らは、数千台から数万台のゾンビ Mac で、ボットネットと呼ばれるネットワークを構築し、それを使って大量のスパムメールを送信したり、特定のウェブサイトに対してサービス拒否攻撃をしかけるだろうと予想されていた。 そして先日、Mac ボットネットを使って実際にサービス拒否攻撃が行われていることが確認された。 iBotnet: Researchers find signs of zombie Macs この話の教訓は何だろうか。Mac でもアンチウイルスソフトが必要だということではあるまい。海賊版をダウンロードするような人がアンチウイルスソフトにお金を払うなどということは考えられない。一方で、Mac が Windows より安全だということもいえない。Mac だろうと Windows だろうと、最新のパッチを当てていればかなり安全であり、普通にパソコンを使っている分には何の心配もいらない。しかし、コンピュータを普通に使っていなければ、Mac も Windows も等しく危険なのである。 Windows で猛威をふるっている Conficker にしても、最新のパッチを当てていれば感染しなかったし、駆除ツールも簡単に手に入るのだから、このワームに感染している人は自業自得というべきだ。同様に、海賊版をダウンロードしてトロイの木馬に感染してしまったり、Winny を使っていて機密情報を流出させてしまったりする人については、同情する気にはまったくなれない。 Yet Another Reason Not to Pirate Software(日本語訳) [この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 霜月 八日 土曜日■ Leopard で親指シフト・その2 [/mac]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 その1から続く。 どうせキーボードを買うのなら、親指シフト用に作られたキーボードを買おうと思った。Happy Hacking Keyboard Lite 2 for Mac を買って Tesla で親指シフト化するという方法もあり、実際日本語配列モデルのキー配列は親指シフトにもってこいだが、私は Windows 用のモデルをしばらく使っていたことがあり、個人的にこのキータッチが好きになれなかった。普通にタイプする分にはよいのだが、親指シフトで使うにはタッチが固すぎると思う。 親指配列のキーボードといえば、現状では実質的に選択肢は1つしかない。富士通の FKB8579-661EV だ。しかし、富士通は当然 Windows 用のドライバしか出していない。Tesla と同じ作者が OyayubiDriver という Mac 用のドライバを出しているが、これも Tesla 同様、現在は開発が止まっており、Intel iMac では使えないらしいし、使えたとしても、再起動のたびにケーブルを抜き差しする必要があるとマニュアルに書いてある。 最近知ったのだが、Windows 用の Mighty Mouse ドライバを作っているトリニティーワークスが、今年になって Mac 用の FKB8579-661EV ドライバ NicolaK を作っていた。価格はキーボード本体の2倍以上するのだが、最良のキーボードを 35000 円で買ったと思えば、納得できなくもない。 さて、これでめでたく Leopard で親指シフト入力ができるようになったが、NicolaK をインストールしたので、Tesla が不要になった。入れておいても動作に問題はないようだが、念のためアンインストールしておきたい。野良ビルドだけに、アンインストーラもなければマニュアルもないが、以下の3つのファイルをゴミ箱に捨てて(管理者パスワードをきかれたら入力する)再起動すればよいのだと思う。
[この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 神無月 卅日 木曜日■ Leopard で親指シフト・その1 [/mac]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 私が長らく PowerBook G3 Pismo で Panther を使っていた理由の1つが、Mac で親指シフト入力を実現する Tesla が Panther しかサポートしていないということだった。しかし、iMac を買ってしまったので、なんとかして Leopard で親指シフト入力を実現しなければならない。 Tesla はオープンソースなので、気の利いた人が Leopard 版をビルドしてくれている。これで今まで通り親指シフト入力ができると、喜び勇んで使い始めたが、しばらくタイプしていると、どうにも違和感があり、右手で打つキーをしょっちゅう間違えるし、ついには右手が痛くなってきた。 iMac に付属していたキーボードをしげしげと眺めていて、その理由が分かった。「かな」キーの位置が、Pismo と今の Apple キーボードとでは微妙にずれているのだ。 一般に、キーボードで入力するときには、親指を人差し指より内側に入れてはいけない。親指シフトで快適に入力するには、右親指キーが N の下、左親指キーが V の下にあるのが望ましい。しかし、通常の JIS キーボードでは、V の下から N の下にかけてスペースバーがある。 Mac のキーボードでは、スペースバーの右隣は「かな」キーだが、Pismo ではこれが M キーの真下にある。右手人差し指のホームポジションである J キーから見ると、キーの幅のちょうど半分だけ右にずれていることになる。タイプするときはひじを開き気味にするので、この位置なら、右親指キーを「かな」キーにしても、親指が人差し指の内側に入ることがない。 しかし、現行の Apple キーボードでは、「かな」キーは M キーよりも右にずれている。さらに、キーとキーとのあいだに隙間があるので、J キーを基準とすると、キーの幅1個分右にずれている。長さにして 1 cm に満たない違いだが、親指シフトにとってはこれが致命的だ。自然にタイプしていると、親指が内側に入ってしまう。 左側も状況は同じで、スペースバーの左隣の「英数」キーは、Pismo では F キーからキー半個分左にあるが、今のキーボードではキー1個分左にある。こうなると、Apple キーボードで親指シフト入力をするのはどうやっても無理だということになる。キーボードを買わなければならない。 つんじゃーさんのコメント: 羽鳥さんのコメント: [この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 神無月 廿五日 土曜日■ Audio Hijack Pro でエアチェック [/mac]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 以前書いたように、私はいつもラジオを聞いている。オンラインで聞けるラジオは、Mac だけで聞くこともできるし、Mac にスピーカをつなげば、もっとよい音質で聞くことができる。Mac には音声入力端子もあるので、チューナーの出力を Mac に入力することもできる。ところが、OS 9 では入力した音声をそのままスピーカに出力することができたのに、OS X でそれができなくなってしまった。 そこで、その機能を回復するソフトウェアを Rogue Amoeba が出している。LineIn というフリーウェアだ。これを使えば、FM ラジオを Mac に入力して、Mac に接続したスピーカで聞くことができる。 さらに、Audio Hijack Pro を使えば、Mac に入力したラジオを録音することもできる。マイク入力だけでなく、任意のアプリケーションの音声も録音でき、タイマーを設定することも可能だ。複数のアプリケーションが同時に音を出しているとき、1つのアプリケーションの音声だけを録音することもできるし、任意の組み合わせの音声を録音することもできる。ラジオを録音しているときにシステムがビープ音を出しても、そのビープ音は録音されない。 ラジオを録音するのに、カセットテープや DAT、MD などを使う場合、一度で連続して録音できるのは 120 分だったり、長くて 180 分といったところだが、クラシックでは 4 時間やそれ以上の番組も珍しくない。また、旅行で何日か家を空けるときに、聞きたい番組が3つも4つもあったりすると、すべてを録音することはできない。しかし、Audio Hijack Pro でハードディスクに録音すれば、時間を制限するのはハードディスクの容量だけだ。事実上無制限にタイマー録音ができる。 つんじゃーさんのコメント: 羽鳥さんのコメント: [この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 神無月 十四日 火曜日■ iMac 購入 [/mac]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 今月 2 日まで Apple が分割支払いの金利 0% キャンペーンをしていたので、この機会にと、iMac を購入した。(なお、このキャンペーンは新製品が出る前触れであったようだ。本日(日本時間では明日になるかも)新しい MacBook が発表されるらしい。銀色になると噂されている。)以前、クリア液晶なので買う気がないと書いたが、デュアルモニタにすればよいと気がついた。 今まで Panther を使っていたので、Leopard を使ってみると、ちょっとした浦島太郎気分がするが、1つ困ったこととして、Leopard ではデスクトップにアナログ時計を置けなくなっていた。デジタル時計というのはどうも味気ないし、かといってメニューバーにアナログ時計があっても、小さすぎて時間が分からない。 Apple としては、Tiger からの機能である Dashboard を使えということなのだろうが、時計は常に画面上に表示しておきたい。ボタンを押さなければ出てこないというなら、本物の時計を画面の隣に置いておいた方がよい。 そこで調べてみると、Dashboard のウィジェットをデスクトップに置く方法があることが分かった。Dashboard には開発者モードがあって、これを有効にしていると、ウィジェットをドラッグしながら、マウスボタンをはなさずに Dashboard を終了したとき、ウィジェットがデスクトップに残る。開発者モードの設定にはターミナルを使ってもよいのだが、TinkerTool などの隠し機能設定ツールを使えば簡単にできる。 Leopard に標準で付属するアナログ時計はいまいち気に入らないので、NHK 時計をデスクトップに置いてみた。 [この記事だけを読む。] [最新の記事を読む。] |
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