二〇〇四年 神無月 十日 日曜日■ Panther をよりよくするソフト・TESLA 2.0 [/mac]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 TESLA 2.0 は、Panther で親指シフト入力を可能にする。 日本語をタッチタイピングで入力するには、親指シフト入力がもっとも効率がよい。ローマ字入力には、欠点が3つある。まず、キーを打つ回数が親指シフト入力やかな入力の2倍弱になる。次に、日本語をいったん頭の中でローマ字に変換してからタイプしなければならない。最後に、キー配列が日本語を打つのに適していない。(例えば、「a」の字が左端にあるので、左手の小指を酷使する。)一方、かな入力では、キーが4段にわたって配置されているし、右手の小指には12ものキーが割り当てられているので、タッチタイピングが絶望的に難しい。 親指シフト入力は、キー配置をアルファベットとは別に覚えなければならないという欠点はあるが、一度覚えてしまえば、ローマ字入力よりもはるかに速く、はるかに自然に日本語が入力できる。速さはともかく、自然さは何物にも代えがたい。まさに「日本語を指でしゃべる」感じ。キーボードが道具であることをやめて、脳に直結される。日本語でタッチタイピングをするつもりがあるのなら、TESLA をおすすめする。親指シフト入力は習得に時間がかかるが、その価値はある。 関連記事: ・キーボードは奥が深い [/links] |
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