二〇〇八年 水無月 十四日 土曜日■ Windows、Macintosh に続く第3のプラットフォーム [/mac]第3のプラットフォーム、と言うと、コンピュータについてある程度の知識を持っている人なら Unix/Linux を思い浮かべるかもしれないが、一般消費者向けの市場に限って言えば、Linux は物好きのためのプラットフォームにとどまっている。私自身 Ubuntu をたまに使っているが、特に周辺機器のドライバに関して、かゆいところに手が届かないことが多々ある。それに、日本語マニュアルには未訳や誤訳が目立つ。これでは、普通の人は使えない。 以前、iPhone は世界初のウェアラブルコンピュータだと書いたが、iPhone がプラットフォームであるためには、足りないものがあった。それは、サードパーティーがソフトウェアを制作できること、そしてサードパーティーが制作したソフトウェアを簡単にインストールして使うことができるということだ。まさにそれが、いわゆる iPhone 2.0 で実現される。 そこで、David Pogue がいみじくもこう言っている。「あなたは第3のメジャーコンピュータプラットフォームの誕生を目撃している。Windows と Mac OS X、そして iPhone だ。」 Hello BlackBerry, Meet the iPhone @ The New York Times 私も Pogue の意見に賛成する。iPhone は、単なるウェアラブルコンピュータというだけでなく、消費者が本当の意味で使うことのできるウェアラブルコンピュータになるだろう。iPod と iTunes Store が音楽産業を変えたように、iPhone と Apps Store は携帯電話を変え、さらにはコンピュータを変えるかもしれない。 [この記事だけを読む。] [この記事にコメントを書く。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 皐月 廿五日 日曜日■ Camino の広告ブロックをカスタマイズ [/mac]私はいまだに Mac OS X 10.3.9 Panther を使っている。デフォルトのブラウザは Safari だが、バージョンが現行のものより2つ前になる。今までがんばってきたが、さすがにいろいろ問題が出るようになったので、ブラウザを変えようと思った。 機能の面からいうと、アドオンで拡張できる Firefox が最良の選択肢だと思うし、Windows では Firefox を使っているが、Mac で使う気にはなれなかった。Mac の使いやすさの要因の1つは、アプリケーションのあいだでルックアンドフィールに統一がとれていることにある。しかし Firefox は、フォームボタンの見た目は Unix みたいだし、なにより Command-Shift-H でホームページに戻ってくれないのが癪に障る。Finder でもなんでも、Command-Shift-H はホーム画面に戻るためのショートカットに決まっている。 Firefox と同じ表示エンジンを使いながら、特に Mac 用に開発されたものに Camino がある。もちろん、Command-Shift-H でホームページが表示される。これで Firefox のアドオンが使えれば言うことはないのだが、そうは問屋が卸さないらしい。 Camino には広告ブロック機能があり、なかなか優秀なのだが、完璧ではない。Firefox の Adblock Plus のようにカスタマイズできればよいのだが、環境設定 GUI からは有効/無効の切り替えしかできない。Safari では anti-banner.css を使っていたので、これが使えないかと思っていろいろ試していたら、広告ブロック機能をカスタマイズする方法を見つけた。 アプリケーションフォルダの Camino アイコンを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択する。すると Finder で新しいウインドウが開くので、Contents フォルダを開く。Resources フォルダの中に ad_blocking.css というファイルがあるので、これをテキストエディタで編集して、Camino を再起動すればよい。ただし、編集には CSS の知識が必要だ。 kennさんのコメント: 羽鳥さんのコメント: kennさんのコメント: [この記事だけを読む。] [この記事にコメントを書く。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 卯月 十九日 土曜日■ 偽 Mac 現る [/mac]ここ数日、通称 OpenMac と呼ばれる製品が話題になっている。Apple が製造・販売している Mac よりも安価で、Mac OS X が動くという触れ込みだが、実のところ Apple はそのような製品を許可していない。もしもこの製品が実際に販売されるなら、Mac OS X の使用許諾契約に違反することになる。そんな製品が存在するはずはない。 Psystar Exposed: Looks Like a Hoax によると、この製品ばかりか、Psystar 社自体がでっちあげのようだ。ウェブサイトに掲載されている住所が数日のうちに3度変更されているほか、同社の社長は多数のペーパーカンパニーの社長であり、現在運営されているもう1つの会社のウェブサイトは、マルウェアらしきものをダウンロードさせるリンクで満ちているという。 注文を受けて、お金を受け取りながら、いつまでも「開発中」で押し通す詐欺だと思われる。 2008年4月29日追記 Open Computer の出荷が開始されたようだ。私の予想は外れてしまったが、しかしやはり Apple のサポートが受けられない(ソフトウェア・アップデートが動かないという情報がある)ものにしては値段が高いと思う。 [この記事だけを読む。] [この記事にコメントを書く。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 弥生 七日 金曜日■ Apple の「まぐれ当たり」 [/mac]先頃、Apple が Fortune 誌のもっとも高く評価する企業に選ばれたが、それに関連して、池田信夫氏が興味深いことを書いている。 スティーブ・ジョブズの「まぐれ当たり」 @ 池田信夫 blog 確かに、Apple にせよ Google にせよ、失敗した製品や事業は数多い。しかし、あまたの失敗作を生み出さなければ、まぐれ当たりすら生み出すことはできないのだと思う。どんなに優れた芸術家でも、数多くの駄作を作っているものだ。すべてのもので成功しようとすれば、そこそこの成功は得られるかもしれないが、失敗することをいとわない人にしか、大成功は訪れないのだろう。 何年か前、Steve Jobs が "If they keep on risking failure, they're still artists." と言っていたのを思い出した。失敗するリスクをとり続ける Apple はアーティストだ。 [この記事だけを読む。] [この記事にコメントを書く。] [最新の記事を読む。] 二〇〇八年 睦月 廿五日 金曜日■ Mac と科学と折り紙 [/mac]Mac な科学者を紹介するページに、見慣れた名前が。 Apple - Science - Profiles - Robert J. Lang, pg. 1 [この記事だけを読む。] [この記事にコメントを書く。] [最新の記事を読む。] |
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