blog.鶯梭庵

二〇〇六年 霜月 七日 火曜日

地球温暖化の嘘・その2 [/links]

以前書いたように、今後大気中の二酸化炭素が増えるとして、地球が温暖化するかどうか、科学者のあいだに一致した見解はない。Christopher Monckton 氏の記事によると、2001年にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した第三次調査報告書は、とても科学的とは言えないようだ。

まず、過去 40万年間の気温変化と二酸化炭素濃度変化それぞれのグラフはよく似ているが、2つのグラフを重ねてみると、気温変化のほうが二酸化炭素濃度変化に先行している。ということは、気温が上がれば二酸化炭素が増えるということは言えても、その逆は言えないということだ。

また、西暦 950年ごろから 1450年ごろまでの 500年間、地球は今より最大で3度ほど暖かかったのだが、報告書はその事実に触れていない。グリーンランドは、当時は本当に緑の島だったから、グリーンランドというのだ。

その後、1750年ごろまでの 300年間、地球は寒冷化し、「小氷河期」と呼ばれているが、これも、有名な「ホッケーのスティック」グラフからは消し去られている。気温の変化を二酸化炭素濃度の変化と結びつけようとする無理がたたったと考えられる。

さらに、この報告書は、太陽の影響や自然温室効果の影響を過小評価し、結果として人間による温室効果を過大評価している。Solanki らの研究によると、最近 300年間の気温の変化は、太陽放射照度の変化に追随しているそうだ。また、ここ 50年間の太陽の活動は、過去1万年間でもっとも活発なのだそうだ。


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羽鳥 公士郎