blog.鶯梭庵

二〇一二年 水無月 廿四日 日曜日

Mac OS X におけるユニバーサルデザイン [/mac]

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Mac OS X には「ユニバーサルアクセス」という機能がある。この機能は、主に障碍者が Mac を使えるようにするためのものなので、一般にはあまり知られていないかもしれない。しかし、ユニバーサルデザインというのは一般に、障碍者のみならず健常者にとっても便利なものだ。Mac のユニバーサルアクセスも例外ではない。

「システム環境設定」から「ユニバーサルアクセス」を開くと、いくつかのタブが並んだ画面が開く。この中には、知らずにいるともったいない機能がいくつかある。

まず、「視覚」パネルを開いて、「ズーム機能」の「別ウインドウで拡大」を選択する。そうしておくと、command + option + 8 キーを押したときに、ポインタの周囲の画面が拡大される。ウェブページの画像の中に小さな文字があるときなど、まるで拡大鏡を使うように画面の一部を拡大できる。もう一度 command + option + 8 キーを押すと、拡大画面が閉じる。

「別ウインドウで拡大」の隣にある「オプション」ボタンを押すと、拡大率や拡大画面の大きさなどを調節できる。また、オン・オフを切り替えるショートカットキーは、「システム環境設定」→「キーボード」→「キーボードショートカット」→「ユニバーサルアクセス」から変更できる。

「聴覚」パネルでは、「警告音が鳴るときに画面を点滅させる」にチェックを入れておくとよい。警告が音だけでなく視覚的にも示されるので、音量を小さくしているときやミュートしているときにも警告に気付くことができる。

さらに、「マウスとトラックパッド」で、「option キーを 5 回押してマウスキーの入/切を切り替える」にチェックを入れておく。マウスキーを有効にすると、キーボードを使ってポインタを動かすことができる。テンキーがあるなら、8、4、6、2 のキーを押せば、ポインタがそれぞれ上、左、右、下に動く。7、9、1、3 のキーでは、それぞれ斜めの方向に動く。そして、5 がクリックとなる。0 を押すとクリックしたままの状態になり、小数点で解除できる。テンキーがない場合、キーボードの 7、8、9 とその下に並んでいるキーを使う。つまり、M、J、K、L、U、I、O がそれぞれ 0、1、2、3、4、5、6 に対応する。

マウスキーは、何らかの理由でマウスやトラックパッドが使えなくなったとき、たとえば Bluetooth デバイスの電池が切れたときの応急処置として利用できる。また、ポインタをピクセル単位で動かしたい場合に、とても便利だ。折り紙の折り図を描くなどのグラフィック用途で、ポインタを細かく動かすために使うこともできる。

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羽鳥 公士郎