blog.鶯梭庵

二〇一四年 長月 一日 月曜日

LaTeX 覚え書き [/links]

6OSME が終わって、Origami6 に投稿する論文を書いている。LaTeX を使っている。ここ何年かはプレゼンテーションのスライドも LaTeX で作っているが、私が論文を書いたりスライドを作ったりするのは年に1回か2回なので、そのたびにコマンドの使い方を思い出す必要がある。今回もいろいろ苦労があったので、次回 LaTeX を使うときに思い出しやすいように、ここに書いておく。


ページを横に分割するときに minipage 環境を使うことがあるが、minipage 環境と minipage 環境のあいだには 5 pt ほどのすき間が空く。論文ではほとんど問題にならないが、beamer クラスでスライドを作るときなど、minipage 環境の幅を指定するときにこのすき間を考慮しないと、最後の minipage 環境が改行されて次の行にいってしまうことがある。


部分的に縦書きするには、plext パッケージを使う。一行だけ縦書きにするには、\pbox<t>{...} と書く。複数行の縦書きなら \parbox<t>{高さ}{...} とする。\parbox の最初の引数は通常は幅だが、縦書きでは 90 度回転されて高さになる。縦書き \parbox の中では右寄せ、左寄せ、余白などもすべて 90 度回転されるので注意。


イタリックを指定するのに {\it ...} と書くことが多いが、wrapfig パッケージはこの書き方に対応していない。そもそもこの形でスタイルを指定するのは古い書き方であり、使ってはいけないそうだ\textit{...} と書けばよいのだが、イタリックのために6文字もタイプするのはめんどうなので、\newcommand{\I}{\textit} とかしておくとよいと思う。


2つのキャプション付き画像を横に並べたいとき、minipage 環境を使うことが多いが、floatrow パッケージを使えば


\begin{figure}[htbp]

\begin{floatrow}

\ffigbox

{\caption{...}\label{...}}

{\includegraphics{...}}

\ffigbox

{\caption{...}\label{...}}

{\includegraphics{...}}

\end{floatrow}

\end{figure}


と簡単に書ける。ただし、この方法で3つ以上並べることはできない。3つ以上並べたい場合は、\ffigbox の幅を指定する必要がある。特に \ffigbox[\FBwidth]{...}{...} とすると、画像ボックスの幅が画像の幅と同じになる。

その2に続く。

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