二〇〇七年 皐月 七日 月曜日■ 防水・耐水・撥水・防滴 [/language]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 "waterproof" と "water-resistant" という言葉がある。どちらも「防水」または「耐水」と訳せるが、厳密に言うと意味が異なる。 "resistant" は "resist" の形容詞形で、「抵抗する」とか「耐える」という意味だ。つまり、"water-resistant" は、「水の浸入に抵抗する」という意味だ。ただし、抵抗した結果として侵入を防ぐかどうかについては、何も言っていない。つまり、water-resistant は完全防水とは限らない。 一方、"proof" を英英辞典で引くと "Fully or successfully resistant." とある。したがって、"waterproof" の場合、水の浸入に抵抗するばかりでなく、実際に水の浸入を許さないことが保証される。本来の意味での防水や耐水は waterproof ということになる。 この区別を日本語で訳し分けようとすると、難しい。"waterproof" を「防水」または「耐水」、"water-resistant" を「防滴」、「撥水」、「生活防水」などとすることがあるが、メーカーや販売店、業界などによってまちまちで、はっきりとした区別があるわけではない。「防水」といいつつ、実は water-resistant である製品も多い。 JIS では、防水の程度を0級から8級まで9段階に規格化している。まったく保護されていないのが0級、鉛直から落ちてくる水滴の影響を受けないのが1級(防滴I形)、水中での継続的な使用に耐えるのが8級(水中形)となっている。waterproof という意味での防水、つまり水の中に沈めても浸水しないものは、7級(浸水形)以上ということになるが、一般的に防水と謳われているものは、4級(防まつ形・あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない)程度であることが多いようだ。 |
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