二〇〇七年 弥生 廿三日 金曜日■ 24/7 [/language]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 英語には "24/7" という表現がある。これを「1日24時間、週7日」と訳しているのを見たことがある。まあ、確かに各数字はそういう意味なのだけれど、そういうときは、日本語では「24時間365日」とか「年中無休、24時間営業」などと言うのが普通だ。 アメリカでは、日付や期間を特定するのに、曜日や週を使うことが多い。日本語なら「一昨日」と言うところで「この前の水曜日(last Wednesday)」と言ったり、「一か月半」というところで「6週間(six weeks)」と言ったりする。祝日も、Martin Luther King, Jr. Day は 1月の第3月曜日、Thanksgiving Day は 11月の第4木曜日というように決まっている。そこで、英語で「毎日休まず」と言いたいときは、"seven days a week" が普通の表現となる。 あちらの神様は7日間で世界を作ったのだから、アメリカ人にとって1週間が7日というのは身に染みついているが、日本人が七曜にしたがって日々の生活を送るようになったのは、公式に言っても明治になってからで、昔は十干十二支で日付を表すこともあったし(「酉の市」などに残っている)、今でも六曜を気にする人がいるくらいだから、日本人にとって七曜はアメリカ人ほどなじみがない。そのため、"24/7" の "7" を「週7日」と訳しても、ちっともピンとこない。誤訳とは言えないかもしれないが、表面的に言葉を置き換えただけの、機械翻訳レベルの訳と言えよう。 |
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