二〇〇六年 神無月 十一日 水曜日■ 折り紙における「試行錯誤」の訳 [/language]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 小松さんの fold/unfold で、折紙探偵団99号の西川さんの記事が話題になっているので、遅ればせながら、その記事を今日読んだ。内容についてはもう少し考えたいが、その前に、13ページ表2の英語が少し気になった。「試行錯誤」を "just folding" と訳しているのだ。 通常、「試行錯誤」は "trial and error" と訳す。というより、もともと英語で "trial and error" という言い回しがあって、それを日本語に訳したものが「試行錯誤」だ。20世紀前半に活躍した心理学者ソーンダイクが提唱した概念だそうだ。 それをあえて "just folding" としたのは、特定の目標を持たずにただ折ってみるということだろう。例えば、ネコを折りたいと思って、ネコの形を目標としていろいろ折ってみて、たまたまネコができると、それは trial and error ということになるが、何も目標を持たず、ただ折ってみて、できた形を見て「おお、これはネコだ」とやるのが、西川さんのいう「見立て」ということになる。 そう考えると、"just folding" というのも理解できるが、もっとぴったりの英語がある。"doodling" という。折り紙で「適当に折っていたらこんな面白いものができた」というようなときに、よく使われる言葉だ。 タトさんのコメント: ミヤジマさんのコメント: nishikawaさんのコメント: 羽鳥さんのコメント: |
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