二〇〇六年 葉月 四日 金曜日■ ダンプカーはトラックではない [/language]この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 日本語には擬音語や擬態語が多いが、英語でも、音の感じと意味とが関連していることが意外に多い。"dump" という言葉も、いかにも重いものを「ドサッ」と落とす感じがする。ダンプカーが荷台を傾けて、砂利を一気に下ろすのも dump だが、dump car というと、dump する機構を持った鉄道の貨車の意味になる。ダンプカーは英語では dump truck と言う。 コンピュータの世界で dump(ダンプ)といえば、ひとかたまりのデータ全体を出力したりコピーしたりすることを言う。商売の世界では、投売りすることを dumping(ダンピング)と言う。 "damp" も日本語で書けば「ダンプ」だが、原音の感じはだいぶ違い、意味も全く異なる。dump は、捨てたり投げたりするのだから、口を大きく開けて鋭く発音する。一方、damp は「湿らせる」「気持ちをくじく」「火を弱める」「振動を止める」などの意味なので、口の中をせばめて、つぶれたような音を出す。自動車やピアノのダンパーは振動を吸収する damper。dump が「ドサッ」なら、damp は「デローン」という感じ。 |
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