blog.鶯梭庵

二〇〇五年 皐月 二日 月曜日

張力折りと切り込み

ピース! vol.3展のための作品を完成させて、搬入をした。というか、搬入してから完成させた。

この作品は、張力折りを応用した新技法 reliefed tessellation を使った初めての作品となる。ところが、部分的に、ある折りによって生まれた張力が別の折りを戻してしまうように働くところが生じてしまった。考えられる対処法としては、糊付けして張力を閉じこめるか、切り込みを入れて張力を解放するかのどちらかがあったが、いろいろな点を考慮して、今回は糊付けを選択した。

しかし、切り込みを加えた張力折りというのも面白そうだと感じている。張力折りの魅力の1つに、紙のふちが見せる曲線の美しさがあるが、切り込みを入れれば紙のふちが増えるわけだ。ただし、あまり切りすぎてしまうと、張力が十分に蓄えられずに平坦になってしまう。そのあたりのバランスは難しそうだ。

コメント (3件)

こんばんは。peaceでお話させて頂いた者です。HP拝見させて頂きました。

なんか国際的ですごいですね!修士号とか。折り紙の理論とか…。

奥の深い世界だなと感じました。

若林さん、コメントありがとうございます。

とりあえず勝手にウェブサイトを紹介します。

http://www.geocities.jp/kulonekogakudan/

ありがとうございます。

今日は作品の折りのきわを塗ってらっしゃいましたね。

僕のウェブサイトからLINKを貼らせて頂きます。

もしまずかったらご一方下さい。

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二〇〇五年 卯月 廿九日 金曜日

展覧会が2つ重なると忙しい

5月3日から8日まで、渋谷の Gallery LE DÉCO で開かれるピース!vol.3展に参加する。作品のアイディアはできているので、今日銀座に行って、Mac OS X Tiger を買いに来た人の長い行列を横目で見ながら、伊東屋で鳥の子中様を買い、制作を開始した。この作品は、ピース!展終了後、Masters of Origami 展のためにザルツブルクに送る予定。

Masters of Origami 展といえば、当初原稿締め切りは5月終わりだと聞いていたので、原稿執筆を後回しにしていて、さらにディレクターから来たメールもあまりよく読んでいなかったのだが、昨日あらためてメールを読み返してみると、締め切りは5月4日だと書いてあった。とりあえずディレクターに「東京で展覧会をしているので遅れるかも」と連絡をして、慌てて取りかかった。

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二〇〇五年 卯月 廿日 水曜日

Masters of Origami 展ウェブサイト

Masters of Origami 展のウェブサイトがようやく完成したようだ。

しかし、向こうに送った原稿には大幅に手を加えられていて、私のプロフィールにも、折り紙の歴史にも、誤りがたくさんある。直してもらわなければ。

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二〇〇五年 弥生 十三日 日曜日

国際会議のようなもの

折紙探偵団の掲示板にも書いたが、今日(日本時間では昨日)から、イスラエル・ラマトガンの Constante Gallery で、デイブ・ブリルが個展を開いている。そのオープニングに合わせ、同ギャラリーと、アメリカ・サンディエゴの民芸国際美術館とを結んだ会議が開かれた。

この様子はイスラエルからウェブ中継された。私は、イスラエルのミリ・ゴランとポール・ジャクソンに、日本では深夜なので録画して送ってもらえないかと頼んでみた。彼らは、技術スタッフに聞いてみると答えてくれたが、結局私が起きていられたので、生で見た。

ミリとポールから聞いていたテーマは、「今日における折り紙の地位」だったのだが、技術的な問題が発生し、アメリカからの音声がほとんど聞き取れなかったので、デイブが自分の作品を解説しただけで終わってしまった。それはそれで面白かったのだが、録画を送ってもらうほどのものではなかった。

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二〇〇五年 睦月 卅日 日曜日

Masters of Origami 展イントロ用原稿

7月7日からザルツブルグで開かれる Masters of Origami 展のイントロ用原稿が書き上がった。締め切りは1月終わりということなので、明日見直しをしてから送ろう。

折り紙の歴史を1枚ぐらいでまとめてくれ、といわれていたのだが、好色一代男から Origami Design Secrets までをカバーするので、さすがに1枚というのは無理。それでもなんとか2枚程度に収めた。

英語で書くのだが、今までに書いたものを継ぎはぎして使えるので、それほど大変ではなかった。図録用の論文はそういうわけにはいかないので、これからが大変だ。

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