二〇〇四年 師走 廿日 月曜日
大学の講義
学芸大学の福祉教育論の時間をお借りして、折り紙の講義をしてきた。
ただ作品の折り方を教えるだけでなく、子供たちの自発性を引きだすような教え方をすれば、折り紙は優れた教材になるということを、実技を中心にしながら話した。100年前の欧米では盛んに実践されていたはずで、私も19世紀に英語で書かれた本に基づいた講義をしたのだが、この内容が今日まで伝わっていないのは残念だ。
以下、Kraus-Boelte, Maria and Kraus, John The Kindergarden Guide (1877) より引用(拙訳)。
折り紙は最も包括的な手技の一つであり、非常に示唆に富み、同時に非常に効果的でもある。
潜れども海に真珠を見いださざるは、
大海に咎めなく、失態は汝のうちに
というのは、正に幼稚園に当てはまる。もし何らかの恩物や手技が限定されているように見えるなら、それは幼稚園教員の落ち度なのだ。

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