二〇〇八年 神無月 十九日 日曜日■ コチャエさんグッドデザイン賞を受賞 [/origami]fold/unfold/news で伝えられているが、コチャエさんの funnyface が 2008 年度グッドデザイン賞を受賞した。 折り紙というと、ある決まった折り方があって、その通りに折ると何かができるものだと思っている人が多い。多くの折り紙本はそのような内容だし、コチャエさんの代名詞であるグラフィック折り紙も、ほかのメーカーから出ているものも含め、特定の作品しか折れないものが多い。 確かに、それも折り紙の楽しみの1つではあるが、本当の折り紙の楽しさはそこにはない。折り方を自分で考えて、さまざまな形を自分で発見することに、折り紙の楽しさがあり、教育的価値がある。折り紙に教育的価値を認めない人が一部にいるが、そういう人は、折り紙を、単に決まった折り方をなぞるものぐらいにしか考えていないのだろう。 しかし、たいていの人は、無地の紙を1枚渡されて、「何か折ってごらん」と言われても、どう手をつけてよいか分からない。その点で、funnyface はきわめて優れた商品だ。折り筋が中途半端についているので、とりあえず折り進めることができ、それでいて、何ができるかは折ってみなければ分からない。目や鼻や口がついているので、どんな形ができても、顔に見立てることができる。これなら、折り紙の本当の楽しみを多くの人に共有させることができる。グッドデザイン賞にふさわしい。 |
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